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9月, 2018の投稿を表示しています

最近面白かったゲーム(2018/09/24)

1.ルールの達人(評価:7/10)  それぞれのルールを達成することが目的のカードゲームです。  シンプルながら、ルール間に協力を促したり逆に邪魔を促したりの抑揚があり、読み合いと手札管理が楽しいゲームです。  タンサンファブリークさんのデザインも私好みでお気に入りの作品です。 2.クー(評価:7/10)  以前遊んだ際は面白さがわからなかったのですが、最近何度か遊ぶ機会があり面白さがわかってきました。  ゲームとしてはラブレターなどに近い招待隠匿系です。手札として2枚の役職カードを持ち、これがなるべくばれないようにしつつ、最後の一人になるまで生き残ることが目的です。  手番では様々なアクションから1つを選んで実行するのですが、特定の役職を持っていないと使えなかったり、特定の役職者から妨害を受けるアクションがあります。ただし手札は非公開情報なので、持ってない役職のアクションをしてもいいですし、持っていない役職として妨害をしにいってもかまいません。  ブラフゲームの常で、もちろんこれらの行動をとったとき、該当の役職をみせるようチャレンジすることもできます。チャレンジ成功なら行動を取った側が、失敗ならチャレンジした側が手札を1枚失います。  少し慣れてくるまではアクション内容を把握するのが大変ですが、慣れてくると様々な駆け引きがあり面白いです。もう少し遊びこんでみたい作品です。

最近面白かったゲーム(2018/09/17)

1.スティールドライバー(評価:7/10)  ネットワークビルド+競り+株。ワレス作。90分ほど。  毎ターン配られる投資金は増えず差がつかず、それでいて会社の価値はどんどん移り変わっていくため、支配権や株の争奪戦が激しくなります。  ネットワークも競りも株も有機的に上手く噛み合っており、それでいて2時間足らずで終わるのは非常に好みで嬉しい作品です。 2.でんしゃクジラ(評価:7/10)  ラミー系の簡単なゲームです。枚数可変を含む組みで手役を作るのは特徴的じゃないかと思います。  運要素は強いですが、手軽でさっぱり遊ぶのにちょうどいい思考量に感じます。  個人的には絵柄がきちんと揃うのがよく、揃ったときの満足感があります。 3.ペーパーテイルズ(評価:8/10)  TCG風のドラフトカードゲーム。ヴォーパルスのリメイクです。  いくらか調整がはいりましたが、3回ほど遊んだくらいの自分ではあまり変化を感じられませんでした。  いろいろとアイコン化されたのが個人的にはうれしく、効果がわかりやすくなったように思います。  まだまだ色んな戦略が試せそうで、しかもルールがわかりやすく時間ルール説明込60分足らずで非常に好みです。拡張の日本語版も予定されているようで楽しみな一作です。

最近の気になるゲーム(2018/09/10)

前回の気になるゲーム一覧の記事は こちら 。 前回の記事中に現在も気になっているものもありますが、今回は前回の記事でご紹介しなかったものに限ってご紹介たいと思います。 1. 考古学カードゲーム  フィル・ワーカー=ハーディング氏の軽めのセットコレクションです。聞くところによると二人用ルール? が面白いようです。 2. ヘンゼルかグレーテル  OKAZUbrand氏の「はんか通骨董市」のアークライト版です。軽めのケーキ切り分け系ゲームで、こちらの版はイラストが非常に好みなので特に気になります。 3. レイクホルト  ウヴェ氏のエッセン'18新作。公称30分~60分のワーカープレイスメントなので、比較的軽めのゲームなのかもしれません。こちらの サイト にすでにアークライトさんのルールがあるため、今冬辺りに日本語版が出そうですね。 4. Carpe Diem  フェルト氏とアレアのエッセン'18新作。デザイナーも出版社も公称60分の中量級も好みとあって、特に気になる作品です。 5. ブルーラグーン  クニツィア氏の新作。すでにアークライトさんから日本語版がアナウンスされています(日本語版公式サイトは こちら )。BGGではアブストラクトの表記があるため、もしかすると私の好みからは外れるかもしれませんが、気になる作品ではあります。 6. ザ・リバー  「イスファハン」や「ジャイプル」、「メトロポリィス」のデザイナー、セバスチャン・ポーション氏の新作です。デイズ・オブ・ワンダーからの出版ということで、コンポーネントにも注目したいです。 7. キーフロー  「キーフラワー」などで知られるキーシリーズの最新作です。なんだかんだで気になるシリーズです。 8. セイロン  トリテ「コブラ」のデザイナーコンビによる新作です。残念ながら「コブラ」は遊ぶ機会がないままだったのですが、60分ほどの中量級でイラストとテーマが好みのため気になっています。 9. グリッズルド  以前から気になっていた協力型カードゲームの日本語版が発売されました。これを期に買おうか悩んでいます。 10. おいてけオバケ  アークライトさんから日本語版がアナウンスされ、急遽チェックした作品です(日本語版公式サイトは こちら )。クラマー&キ

最近面白かったゲーム(2018/09/03)

1.クウィックス(評価:8/10)  安定して楽しく遊べる、優秀な小箱のダイスゲーム。  手番では白ダイス2つの合計と、白ダイス1つと色ダイス1つとの合計値を書き込んでいくことができます。  ・必ず昇順に書き込む必要がある  ・誰かが一番右のマスを埋めたときその列にはもう書き込めない  ・一つの列に多く書き込むほど得点が高くなる  ・いずれの合計値も書き込めないとペナルティで減点  のいずれのルールもよく効いており、なにを優先してチェックしていくか悩ましいです。  小箱のダイスゲームにほしい手軽さ、運と戦略のバランスが非常に好みで、これからも遊びたい作品です。