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3月, 2018の投稿を表示しています

最近面白かったゲーム(2018/03/26)

1.クランズオブカレドニア(評価:8/10)

 2017年エッセン新作。テンデイズゲームズさんの日本語版をプレイ。
 重量級のゲームだけあり選択肢は少なくありませんが、一つ一つは意外とシンプルです。
 大きく4種のアクションがあり、一つは資源の売買、一つは陣地取り、一つは契約の獲得と履行、最後の一つは技術の向上です。いずれも難しくありませんが、他のアクションとのかねあいや、早取りのインタラクションがあり、悩ましくも面白いです。
 また、各プレイヤーは担当する氏族ごと、シンプルでいて強力な特殊能力を得ます。これをどうすれば活かせるか考えるのも楽しく、さらに上手く動くことができれば大きな爽快感を得られます。

 ほどよく運要素があるのも僕好みで、重量級の中では大鎌戦役に並びそうなくらいに面白く感じました。まだ出てきていない氏族や各種ボーナスがありますので、繰り返し遊びたい作品です。



2.リトルタウンビルダーズ(評価:7/10)

 1時間ほどで軽く遊べるワーカープレイスメント。今回で3回目です。
 今回を含め2回をランダムセットアップで遊びましたが、特に偏った印象もなく、それでいてセッションごとに一定の変化があります。
 また、目的カードの運要素がほどよく、「勝ったら実力・負けたら運」と言いやすいところも僕は好きです。
 プレイ時間もワーカープレイスメントにしては短めですが、それ以上にセットアップやインストが簡単な点は注目したいところです。
 出しやすい60分級のワーカープレイスメントなので、ちょくちょく出して定期的に遊びたいです。

【紹介】バトルライン

9つの戦場。どこで勝つか、どう勝つか。


【評 価】9/10
【運要素】中。60枚から30枚ずつ引くので手札運はそれなり。
【戦略性】高。局所勝利や役の関係があり、意外といろんな作戦で遊べる。
【難易度】易。ルールもやることも目指す方向もわかりやすい。

【ルール概要】
 1.手札から9つあるフラッグのいずれかにカードを1枚出し、その後山札から1枚手札を補充する。
 2.フラッグごとにポーカー的な役を作り、強い役を作ったプレイヤーがフラッグを入手する。
 3.連続した3箇所のフラッグか、過半数のフラッグをいち早く取得したプレイヤーの勝利。

【魅力その1 ジリジリした駆け引き】
 ゲームでは手札からカードを1枚プレイし、その後山札から1枚補充する手順ですが、遊んでいると「1枚引いてからプレイしたい」と思うほどに苦しさを感じます。
 手札の死に札をなるべく増やさず、それでいて形を決めすぎて場で負けてしまわないよう、なにをどこにプレイするか素敵な悩ましさに苛まれます。
 苦しくも楽しい時間を間違いなく過ごせます。

【魅力その2 2つの勝ち方の戦略性】
 このゲームの勝利方法は2つありますが、どちらかだけを重視してはなかなか勝てません。かと言って両方で勝つことも難しいので、バランス感覚が問われます。
 また、どうすればその勝利につながるか、前述の駆け引きも含めて考える必要があるのが面白いところです。

【魅力その3 特殊カードの有無による変化】
 バトルラインには特殊効果カードがいくらか含まれています。
 しかし、クニツィア氏の作品には「バトルライン」から特殊カードを抜いたような「ショッテントッテン」というゲームがあります。
 特殊カードが入っていれば全体的に展開の幅が広く、派手めになります。逆に特殊カードを抜くと地味ですが、その分引き締まったゲームを楽しめます。
 いずれもそれぞれの面白さがあるので、どちらも是非試して楽しんでほしいです。

【総評】
 シンプルでいて強烈なジレンマを楽しめる、2人専用ゲームの傑作です。
 僕が書くべきことは多くありません。是非一度遊んで、クニツィアジレンマをご堪能ください!

最近面白かったゲーム(2018/03/12)

1.マジェスティ(評価:8/10)
 写真は撮り忘れ。

先日のA面に続きB面です。
 遊んだ回数が少ないなりにA面とB面を比較すると、A面は強いカードがわかりやすく、攻撃の影響も小さめなのに対し、B面はいくつか強そうなカードがあり、ワーカーも絞られ、攻撃の影響も大きめと思っていた以上に変化がありました。

 何度か遊ぶことで感想は変わるかもしれませんが、どちらの面も面白いポイントがちゃんとあり、ベースはシンプルなので繰り返し遊びたくなります。インスト込みで1時間かからないくらいなため、気軽に遊べるところも好みです。
 内箱を見るに拡張を予定している様子で、そちらも楽しみです。



2.ライフイズライフ(評価:8/10)


 「ライフセイバー」というタイトルで日本語版の発売されたアミーゴ箱サイズのカードゲームです。
 各種類のカードで所持枚数単独一位をとったものだけが得点になるため、それを目指して手札と場札の交換を繰り返します。

 場札は1・2・3・4枚の4列があり、手札との交換はいずれか一箇所としかできません。また一部のカードを手札に揃えた場合、特殊勝利となるため、それを目指したり警戒する必要があります。もう交換したくないと思えば机をノックし、以降一度ずつ手番を行ったらゲーム終了です。

 誰がどのカードを持ってそうか、何枚くらい揃えれば勝てそうか、交換だけで様子が透けて見えるのが非常に面白いです。特殊勝利もアクセントになっていて、場札が複数列で交換できる枚数に差があるのも悩ましく楽しいです。
 手軽ながら考えどころのしっかりしたゲームでオススメの一作です。

【紹介】ラブレター

かわいくて辛い。一枚の手札に思いをのせて。


【評 価】9/10
【運要素】高。短時間ゲームなこともあり運はそれなりに
【戦略性】高。16枚のカードとは思えないほどの駆け引き
【難易度】易。ルール説明は5分もあればOK

【ルール概要】
 1.各プレイヤーは手札を1枚ずつ持つ。
 2.手番の最初に山札から1枚手札に加える。
 3.2枚の手札からどちらかをプレイし、効果を解決する。
 4.「他の全プレイヤーが脱落する」か「山札が枯れるまで進め、最も大きな数字を手札に残した」プレイヤーが勝利。

【魅力その1 絞られた要素】
 カードの総数は16枚、種類は8種類、手札は1枚、プレイは5分と要素の絞られたゲームです。それでいて初心者からゲーマーまで楽しめるだけの優しさと運、駆け引きと戦略性をもっていて、非常に優れた作品です。

【魅力その2 信じられないほどの戦略性】
 何度か遊んでいると(もしかしたら初めてでも!)プレイされたカードや、兵士による宣言からなんとなく相手の持っている手札が透けて見えてきます。これによって如何に脱落させるか考えたり、山札に残っているカードを予想して待つことなどができます。
 そしてこれらがわかってくるとバレないように立ち回ろうとしたりすることもでき、本の数分の短いゲームながら濃い時間が過ごせます。

【魅力その3 かわいらしいテーマとコンポーネント】
 通常版も良いのですが、ケン・ニイムラ版が僕のお気に入りです。
 ラブレターを姫に届けるというテーマも、ハート型のカウンターも、カードの絵柄も可愛らしくて最高です。ケン・ニイムラ版は通常版に比べて箱が小さい点も自分好みです。

【総評】
 ゲームの面白さが小さな箱と短い時間にぎゅっと凝縮されています。是非ふんわりしたプレイも、胃の痛くなるような駆け引きも、大臣による不条理も一度は体験して楽しんで貰いたい傑作です。