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5月, 2018の投稿を表示しています

最近面白かったゲーム(2018/05/28)

1.ブルゴーニュ(評価:8/10)  フェルトの中~重量級。ダイス+箱庭のゲーム。  手番でやることはシンプルで、ダイスを2つ振って  ・共通のボードから、ダイスに対応するタイルを取る  ・自分のボード上の、ダイスに対応するマスへタイルを配置する  ・ダイスに対応する商品を出荷する  のいずれか2つを行うだけです。しかし、タイルの早取りと保持できるタイルが3枚という点、配置しないとタイルの効果が使えないという点がうまく作用して、なにをどの順で行うかが非常に悩ましいです。  前回遊んだときはタイル効果の煩雑さにやられてしまったのですが、今回はサマリーを用意して挑みました。やはり前回はルールブックを毎度参照していたのが悪く、サマリーがあることでストレスなくスムーズに遊べました。    タイルの煩雑さはありますが、サマリーで対応できる範疇であり、かつ煩雑さを補って余りある面白さを持ったゲームだと思います。

最近面白かったゲーム(2018/05/21)

1.アズール(評価:8/10)  前回遊んだときの記事は こちら 。  パズルとリソース管理が主軸ですが、パズルはどのタイルをいつ取るかに集中できるため、いわゆるパズル的なタイル配置が苦手でも楽しめる作品です。  非常にシンプルながらタイルの取り合いは素晴らしいジレンマで、どこのタイルをどう取るとマイナスを回避しつつより高得点が取れるかに悩まされます。  まだ2回目、4人でしか遊べていませんが安定して面白く、評価をアップしました。評判のいい2人戦や、未知のプレイ感になりそうな裏面でも遊んでみたいです。 2.ネイションズ ダイスゲーム 拡張アンレスト入り(評価:7/10)  文明発展系のダイスゲーム。  ほぼダイスを振ってタイルを取るだけですが、ちょっとずつ自分の文明が発展していくのが楽しい作品です。  ラウンドの最初にダイスを振り、以降手番ではダイスを振るかタイルを取ります。  タイルからはダイスや、ダイスの代わりに使えるチット、勝利点などが得られ、これらを上手く集めて拡大再生産します。  今回は基本をやらず、いきなり拡張を入れましたが特に違和感もなく、文明間初期リソースの差などもあって非常に楽しめました。ボーナス勝利点やパスボーナスも地味ながらボディブローのように効いており、評判通りマストな拡張ではないかと思います。  ダイスゲームらしい軽さで拡大再生産を楽しめる一作で、時折遊びたくなりそうな作品です。 3.ラー(評価:10/10)  個人的に最高に好きな競りゲーム。  非常にシステムの美しいゲームで、値付けも相場もわかりやすく、それでいて「ラー」と宣言していつ競るかが熱いです。  手番ではラー宣言かタイルを引きます。ラー宣言するかラータイルを引いたら競りが始まります。競りはシンプルな一巡競りで、金額は太陽駒(1~16まで1枚ずつのうち何枚かを各プレイヤーが持つ)を提示するだけです。  たったこれだけですが、競り対象のタイルの内容と得点計算の都合でそれぞれの思惑が絡み合い、スピード感がありながらヒリヒリした競りと、坊主めくりのようなタイル引きのドキドキ感が楽しめます。  僅かなルールで最大の面白さを生んでいる傑作で、是非一度遊んでみてほしい作品です。 4.ポイズン(評価:9/10)  

最近面白かったゲーム(2018/05/14)

1.クウィックス(評価:7/10)  小箱のダイスゲーム。手軽ながら考えどころがあり、それでいてダイスゲームらしい波乱もありとオーソドックスに楽しいゲームです。  他のプレイヤーが一番右のマスを埋めるともうその列はチェックできなくなるため、ある程度足並みを揃えることも重要になっています。  似た系統のゲームはいくつかありますので、遊び比べてみるのも面白そうです。 2.アンドールの伝説(評価:8/10)  ファンタジー系の協力ゲーム。  ルールは非常にシンプルながら、ユーロゲームらしいシビアなリソース管理が楽しめます。  とくに時間はシビアで、戦闘だけでなく敵を倒す度にも進むのが苦しいです。物語を進めたり目的を達成するには不可避の戦闘もあり、どれだけの余裕があってなにをするべきか、正確な判断が問われます。  それでいてRPG系らしくダイスを用いた戦闘によるドキドキもあり、物語の進行によって解禁されるものや突然あらわれるモンスターもあり、ユーロ好きだけでなくアメリカン好きもきっと満足できます。  最終目標はなかなか厳しく、クリア時にはあまりの達成感に仲間とハイタッチしたくなることでしょう。  ルールもそんなに難しくなく、しかもボードゲームでは珍しいチュートリアルも完備の素敵仕様です。  総じて協力系ボードゲームではかなりイチオシです。是非一度遊んでみてほしい作品です。

最近面白かったゲーム(2018/05/07)

1.ハンザの女王(評価:7/10)  前回の記事は こちら 。  ルールを一部間違えていて、嗜好品はカードディスプレイに並んだ時点で袋から引いて並べておくものでした。お詫びして訂正致します。これにより嗜好品のセットコレクションが積極的に狙えるものになって非常にいいです!  今回は3人プレイということでコントロールもしやすく、それぞれの狙っている得点もうっすら見えて楽しめました。安定して楽しめ、箱も小さめで持ち運びやすく、しかも60分掛からないくらいと優等生です。  安定性ゆえにゲームごとの変化に乏しい懸念はありますが、それが面白さにどう影響するかは微妙なところで、もう少し遊んで確認してみたい作品です。  ホビージャパンより製品版が出るようなので、そちらも楽しみです。