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7月, 2018の投稿を表示しています

最近の面白かったゲーム(2018/07/30)

1.惨劇RoopeR X(評価:8/10)

 いわゆるループものをテーマにした再現度の高い推理ゲーム。
 主人公と脚本家の2陣営にわかれ、主人公側が推理を担当し、脚本家側は問題の提供をします。

 主人公側は規定の回数のループ中に惨劇を防ぐか、隠された役職をすべて推理することができれば勝利です。
 逆に脚本家側は設定した惨劇の条件を満たしつつループ回数を消化し、最後まで惨劇を続けた上で、隠された役職上手く伏せておくことができれば勝利となります。

 ゲームの進行は意外と簡単で、脚本家と主人公がそれぞれ3枚のカードを伏せ、それを処理していくのがほとんどになります。もちろん脚本家側は裏で様々な条件を処理する必要があり、主人公側はメモして推理のタネとする必要があります。

 ループを繰り返す度に少しずつ隠しパラメータや惨劇の条件がわかっていき、脚本家への対抗していく流れが非常に素晴らしいです。
 私はまだ脚本家でしか遊べていませんが、脚本家側は最初のループからどのくらいの情報を出していいか、どうやって惨劇の条件を満たすかが悩ましく面白いです。
 脚本の用意や運用など、脚本家の負担が少々重めではあるのですが、このゲームならではの面白さがありますので、一度体験していただきたい作品です。

最近の面白かったゲーム

1.ロレンツォ イル マニーフィコ(評価:7/10)

 拡張の前回はこちら。今回は拡張入りを初プレイ。
 リソースがカツカツのカードコンボ+ダイスプレイスメントは拡張を入れても健在です。

 拡張ではいくつかの要素が増えますが、必要パワー調整タイル(塔で必要なダイス目が増える)もの以外、いずれもゲームを少しマイルドにしているように感じました。
 また、1ゲームで登場しきらないものが増えたため、リプレイ性も向上しています。
 なかでも5つ目の塔と一族タイルは面白く、カツカツ感を軽減して遊びやすくしつつもジレンマの悩ましさは強化されています。

 非常に面白いのですが、リソースはカツカツなのに選択肢は豊富で自分には少し難しいゲームな感触もあり、もう少し遊んで確かめてみたい作品です。


2.センチュリー:イースタンワンダーズ(評価:7/10)

 センチュリー:スパイスロードの続編。スパイスロードは面白いながら中~終盤がやや単調でしたが、こちらは盤面が少しずつ変化するので非常に楽しめました。

 ゲームとしてはリソースマネジメント+ピック&デリバー。
 前作の経験もあり、最初は自分だけのロンデルを作っていくようなタイプかと思っていたのですがそうではなく、広い海を東奔西走して自分の取引所を出しつつ勝利点タイルを取っていくゲームでした。

 というのも、取引所がよくできていて、同じタイルに複数自分の取引所を建てることができません。
 取引所を建てると勝利点やボーナスタイル(特殊能力)がもらえるため、なるべくなら建てておきたいところです。

 ルールの簡単さは前作と変わらず、非常に遊びやすいです。個人的な好みで言えば、こちらの方が少しずつ盤面が変化していく楽しさもあり好みです。
 スパイスロードと組み合わせて遊ぶルールでも遊んでみたいところで、また3作目が楽しみでもあります。

最近の気になる/欲しいゲーム

最近の気になるゲームや話題の新作、今から発売の楽しみな作品を独断と偏見でまとめてみました。


1.シヴィライゼーション:新たな夜明け(ホビージャパン)
 昨年のエッセン新作。6時間ほどかかっていたシヴィライゼーションが、公称60分で帰ってきた! 待望の日本語版がこちらも今夏発売予定とのことで、購入予定です。

2.テオティワカン(テンデイズゲームズ)
 「ツォルキン」や「マルコポーロの旅路」で知られるダニエレ・タスキーニ氏の新作。日本語版が告知されました。画像を見ると牌のような立体的なコンポーネントが目を引きます。

3.センチュリー:イースタンワンダー(アークライト)
 センチュリー3部作の2作目。スパイスロードが悪くなく、本作と組み合わせて楽しめるギミックに心を奪われてしまったため買います。

4.大鎌戦役 拡張:フェンリス襲来(アークライト)
 大鎌戦役の最終拡張。大好きな大鎌戦役でキャンペーンゲームができたりするようで、これはもう買うしかありません!

5.クアックサルバー(アークライト)
 「クヴェードリンブルクのヤブ医者」とも呼ばれている、KdJのノミネート作です。ありそうでなかった運を楽しむタイプのバッグビルド。軽くて楽しそうな作品で、気になっています。

6.ペーパーテイルズ(エンゲームズ)
 ヴォーパルスのリメイク。すでに日本語版が発売済みです。ヴォーパルスを持っていてこの機会に3回ほど遊んでみたところ、どの回も面白かったため購入予定です。売れ行き次第では拡張も日本語版になるのかも?!

7.ウェルカムトゥ(Engames)
 カード+紙ペンゲーム。選択肢が3つあり、紙ペンゲームの中では自由度が高いことが受けているのかも? 非常に面白そうで、国内流通が楽しみな作品です。

8.グレート ウェスタン トレイル:レイル トゥ ノース
 グレートウェスタントレイルの拡張。購入するかはもう少し基本ゲームを遊んで確かめてからにしたいですが、俄然気になる作品ではあります。

9.アズール:ステンドグラス オブ シントラ  アズールの続編的作品とのことです。パズルの苦手な自分もアズールは楽しめたので、こちらも気になります。アズール同様、ホビージャパンさんが日本語版を取り扱いそうな気がします。
10.セブンワンダー:アルマダ  邦題「世界の七不思議」の拡張。海軍ボードが追加された…

最近面白かったゲーム(2018/07/09)

1.コロレット(評価:9/10)

 言わずと知れたシャハトの名作小箱。
 シンプルなルールで、シャハトらしい切れ味とジレンマが楽しめます。

 やることは簡単で手番では「1枚山札からめくっていずれかの列に配置する」「いずれかの列を引き取ってそのラウンドから降りる」のどちらかを行います。
 これを繰り返し、終了ラウンドカードが出たらそのラウンドで終わりです。
 最終的に手元のカードのうち3色だけが得点、残りの色は減点となり、最も得点を稼いだプレイヤーが勝者となります。

 たったこれだけなのですが、如何に相手に得点させないか、自分の得点になるようにするかが悩ましい作品です。いつ遊んでも楽しい傑作です。



2.オーマイグーッズ!(評価:7/10)

 プフィスターの小箱ですが、小箱ながら中量級に匹敵するほど歯ごたえのあるゲームです。

 ルールは4つのフェイズからなり
 ・手札を補充する(望むのであれば補充前に手札を総入れ替えしてもよい)
 ・太陽マークが2つ出る(日が昇る)まで山札をめくり、今日の仕事と建設予定を決める
 ・太陽マークが2つ出る(日が沈む)まで山札をめくる
 ・仕事結果に応じた生産と、建設または助手の雇用
 を行います。
 日が昇る/沈むときに並ぶリソースを予想と、生産時の連鎖を考えて仕事と建設予定の選択するのですが、これが悩ましくも楽しいです。

 小箱にしてはルールが多めですが、30~60分しっかり楽しめる作品です。もう少し繰り返し遊んでみたいです。



3.スシゴーパーティ(評価:8/10)

 お手軽ドラフトゲームの名作、スシゴーの豪華版。
 ボードが追加されて得点の記録がしやすくなり、ランダムサプライによって毎回新鮮な気持ちで遊べるようになりました。

 ゲームはスシゴーとほぼ同じで、手札から一枚選んで同時に出し、残った手札を隣へ回します。出したラウンド終了時にラウンドをまたぐカード以外の得点を数えて記録し、同様に繰り返します。
 ゲーム終了時、最も点数の高いプレイヤーが勝利します。

 シンプルにドラフトを楽しめるスシゴーも素晴らしかったですが、こちらもランダムサプライなので何度もリプレイしたくなります。文句なしに楽しいゲームでオススメです。

2018年上半期のイチオシ10ゲーム

2018年の上半期に初めて遊んだゲーム33個のなかから、個人的なイチオシを10ゲームご紹介します。



・クランズ オブ カレドニア(記事1記事2

 特殊能力+陣取り+リソースマネジメントの傑作。
 見た目ほどルールは難しくなく、それでいて陣取りとリソース管理がジレンマたっぷりで最高です。



・ヴォーパルス(記事

 ドラフトゲームの名作。ながらく積んでしまっていましたが、最高のゲームです。運の絡むドラフトは拡大再生産せず、運の絡まない部分で拡大再生産するのが非常にうまい仕組みだと感じます。
 リメイクの「ペーパーテイルズ」の購入を検討しています。



・支離滅裂(記事

 手札を並び替えられない大富豪。パスが非常に戦略的で楽しく、それでいてわずかな特殊カードでドラマチックな展開も多く素晴らしいです。



・ザ マインド(記事

 ノーヒントの協力ゲーム。ゲームとしてはどうなんだという話もありますが、自分は面白く感じました。失敗しても成功しても盛り上がるのがいい感じです。



・ヴードゥープリンス
 写真は撮り忘れ! アンド記事をまだ書いてないです!!
 チキンレース+トリックテイキング。計画性とアクシデントのバランスが面白く、それでいてシンプルなルールが魅力的です。



・アルペンツィアン(記事

 ダイスドラフト+紙ペンゲーム。ダイスドラフトの悩ましさと、どこにアイコンを書き込むかのパズルが面白いですが、なによりアイコンとして絵を描き込むというのが非常にユニークです。



・でんしゃクジラ(記事

 麻雀のようなラミー系ゲーム。役と手札の枚数の都合が絶妙で、ちょっとしたパズルが楽しめます。



・パトロネージュ(記事

 山札からの引きを楽しむ運試しゲーム。触っているだけで嬉しいコインと木椀、眺めているだけで楽しい絵と金枠加工が最高です。



・ロレンツォ イル マニーフィコ(記事

 ダイス目共有のダイスプレイスメント。カードコンボを組むには複数種のカードを組み合わせたいのに点数は絞った方が高かったり、リソースも配置できるマス数もカツカツだったりとジレンマが強烈です。



・ネイションズ ダイスゲーム(記事

 ダイス+リソースマネジメント。ほとんどタイル効果の取捨選択だけなんですが、先のことを想定しながら選ぶのはなかなか難しく楽しいです。拡張入の方がプレイヤー間に初期資源等の差があるので…