1.ヌスフィヨルド(評価:7/10)
ウヴェ・ローゼンベルグ氏お得意の特殊効果カードを絡めたワーカープレイスメント。
とはいえ今作はアクションスペースの数も、特殊効果カードの登場数も控えめですっきりとまとまっている印象があります。
特に注目したいのは株と魚です。
魚が宴スペースになければ長老の効果を使えません。しかし魚を宴スペースに置くのも1アクションなので、下手なタイミングでうつと他プレイヤーにかっさらわれることとなります。
また、魚は毎ラウンドの頭に定期収入として入手できますが、このとき手に入れた魚を「自分の持っている長老→自分以外の持っている自社株→自分の持っている自社株」の順に分配します。もちろん、手元に残って使用できるのは自分の持っている自社株分だけですので、長老を入手しすぎたり、株を発行しすぎると大変です。
では株を発行しなければいいのではないかとなりますが、株は発行するだけでゲーム内で比較的希少なリソースであるお金を増やせます。また、未発行株を手元に残しているだけで1枚につき1点の失点になります。さらに株を買う場合は「前回誰かが購入したあとに発行されたすべての株」をまとめて購入する必要があり、たいていの場合、かなりお金がかかります。
これらによりシステムの面白さを担保しつつ、ワーカープレイスメントによるアクションの取捨選択に抑揚をつけている感触があります。
なお、建物カードの登場数自体は比較的抑えられていますが、なんとデッキはきっちり3つ入っており、1ゲームですべてのカードが登場しないことを考えると非常にリプレイ性の高い作品です。
総じて、システム面に工夫があり、シンプルでリプレイにも事欠かず、しかも時間もそこまで長くかからない優秀作ではないかと思います。テキスト効果系が苦手な私も非常に楽しめました。何度か遊んで面白さを確かめていきたい作品です。
ウヴェ・ローゼンベルグ氏お得意の特殊効果カードを絡めたワーカープレイスメント。
とはいえ今作はアクションスペースの数も、特殊効果カードの登場数も控えめですっきりとまとまっている印象があります。
特に注目したいのは株と魚です。
魚が宴スペースになければ長老の効果を使えません。しかし魚を宴スペースに置くのも1アクションなので、下手なタイミングでうつと他プレイヤーにかっさらわれることとなります。
また、魚は毎ラウンドの頭に定期収入として入手できますが、このとき手に入れた魚を「自分の持っている長老→自分以外の持っている自社株→自分の持っている自社株」の順に分配します。もちろん、手元に残って使用できるのは自分の持っている自社株分だけですので、長老を入手しすぎたり、株を発行しすぎると大変です。
では株を発行しなければいいのではないかとなりますが、株は発行するだけでゲーム内で比較的希少なリソースであるお金を増やせます。また、未発行株を手元に残しているだけで1枚につき1点の失点になります。さらに株を買う場合は「前回誰かが購入したあとに発行されたすべての株」をまとめて購入する必要があり、たいていの場合、かなりお金がかかります。
これらによりシステムの面白さを担保しつつ、ワーカープレイスメントによるアクションの取捨選択に抑揚をつけている感触があります。
なお、建物カードの登場数自体は比較的抑えられていますが、なんとデッキはきっちり3つ入っており、1ゲームですべてのカードが登場しないことを考えると非常にリプレイ性の高い作品です。
総じて、システム面に工夫があり、シンプルでリプレイにも事欠かず、しかも時間もそこまで長くかからない優秀作ではないかと思います。テキスト効果系が苦手な私も非常に楽しめました。何度か遊んで面白さを確かめていきたい作品です。
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