1.王と枢機卿(評価:9)
マジョリティ系ゲームのマイベスト。シンプルながら全てのルールが完全に機能する美しいシステムのゲーム。
修道院のマジョリティと枢機卿のマジョリティの二つがあり、枢機卿のマジョリティを上手く制御するには修道院のマジョリティを取る方がやりやすいという二重構造が非常に面白い。更に修道院には道の連続ボーナスがあり、それを狙ったり邪魔するのも熱い。
2.センチュリー:スパイスロード(暫定評価:7)
宝石の煌き系のシンプルなルールのゲーム。システム的にはハンドビルドとリソースマネジメントと拡大再生産。
如何に上手くリソースを産んだり変換したりする手順を作るかが面白い。ある程度手順が組み上がると変化が少なくなってくるが、単調かな? と思い始めた頃にちょうどゲームが終わるので気にならなかった。
あと2つシリーズが予定されており、組み合わせて遊べるらしい? のでそちらも楽しみ。
3.ワトソン&ホームズ(暫定評価:8)
論理パズルのような推理ではなく、推理小説のような推理を行う稀有なゲーム。性質上一度しか遊べないが、はっきり言って最高だった。
今回は初プレイながら評判のいい2話から遊んだ。他のシナリオも非常に楽しみなクオリティ。
1話遊ぶのでかなり体力を使うので、1話ずつゆっくり遊んでいきたい。
4.ファラオの恩恵(暫定評価:6)
王への請願のリプレイ性を向上し、テーマを変更したリメイク。
王への請願はイマイチ合わなかったが、これは面白く感じた。
要因は意外なほどテンポよく進んだこと、スカラベトークンの効果によるものじゃないかと。もしかすると、取得条件とタイル効果が分割されており、わかりやすくなっている様に感じたのも含まれるかもしれない。
何度かリプレイして、真価を確かめたい。
5.エルドラド(暫定評価:7)
クニツィア流のデッキビルド。ちょろちょろとルール間違いがあったので評価は暫定。
今回は初プレイということで『黄金色の丘』マップで遊ぶことに。道中必要なコストに偏りがあるのが非常に上手い作りで唸るばかり。圧縮系やドロー系は安定して強力な気がするが、これらばかり買っていると進めないようになっているのもまた絶妙。
洞窟ヴァリアントをまだ試していなかったり、他にもまだまだマップがあったりとリプレイが非常に楽しみなゲーム。軽めでルールも難しくないので定期的に遊んでいきたい。
6.くだものあつめ(評価:7)
マンカラパズルでセットコレクションするゲーム。同人発ながら完成度の高いゲーム。
20分ほどで買い物ゲーと、マンカラパズルを楽しめる。重いゲームに慣れていると展開は地味めだし呆気ないほどの速さで終わるが、このちょっと物足りない感じが20分ゲーとしては個人的にヒット。
雨や市場操作のヴァリアント、拡張のフルーツパフェもあるので組み合わせで色々楽しめるのも良い。上記のヴァリアントや拡張はまだまだ遊び足りないので、今後も遊んでいきたい。
7.キャピタルラックス(暫定評価:7)
ドラフトゲーのおそらく最先端。
首都とホームタウンの価値バランスを制御するゲーム。首都へカードを出せばホームタウンの価値の上限が上がるが、首都は全プレイヤー共通なのでなるべく出したくない。
ただ、首都へプレイするとちょっとした特典として特殊効果を利用できる。このジレンマがとても心地よい。
ドラフトも2枚ずつ選ぶのがジレンマを苦しくなく楽しいものへと和らげている印象で、丁度よい。数値が大きいものばかり取っていると首都やホームタウンの数値調整が難しくなる点も面白い。
今まで積んでしまっていたのが勿体無いくらいに面白かった。
8.デジャヴ(暫定評価:7)
メモリー+かるた。
アイテムがいくつか描かれたカードを1枚ずつめくっていき、同じアイテムが2回出てきたら実際のアイテムタイルをいち早く取るゲーム。
1回目はよく似たアイテムに翻弄されながらもまだマシなのだが、このゲームは3回やるのがミソ。
2回目からは1回目のゲームの記憶が邪魔をして、タイトルの通り既視感(デジャヴ)がお手つきを誘うことに。2回目でこれなので、3回目ともなるともはやパニック!
メモリー系は苦手なのだが、これはパーティー的に楽しめた。誰か一人がカードをめくる役をやって遊んでも面白そう。
9.NOT MY FAULT!(暫定評価:7)
手軽なブラフゲーム。
山札から1枚ずつめくり、現在の全体の進捗を報告するゲーム。もちろん嘘をついていい。進捗が報告より遅れていると思ったら監査を宣言し、実際の進捗を確認。遅れていれば報告者が、進んでいれば監査者がレッドカードを受け取る。レッドカードを2枚受け取ったら敗北。
ここまではよくあるブラフゲームだが、面白いのは報告できる進捗に制限がある点。
5や8など、特定の数値が黒く強調されたマイルストーンカードがこのゲームには存在しており、このマイルストーンで強調された数値以外を宣言した場合、計画通りに仕事が進んでいないということでイエローカードとなる。既にイエローカードを持っている場合、再度計画を乱すわけにはいかないため、黒く強調された数値を進捗として宣言しなければならない。
これにより、実際には進捗がマイルストーンより進んでいても黒いマイルストーンに従った宣言を優先することがある。これが実に面白く、たとえ自分の進捗を水増しして報告しても、他の人が進捗を過少報告していて合計の進捗が報告とピッタリになったり、ときには報告より進むことになる。
この仕組は他のゲームで見たことがなく新鮮で面白かった。手軽なブラフゲームの一つとしてオススメです。
マジョリティ系ゲームのマイベスト。シンプルながら全てのルールが完全に機能する美しいシステムのゲーム。
修道院のマジョリティと枢機卿のマジョリティの二つがあり、枢機卿のマジョリティを上手く制御するには修道院のマジョリティを取る方がやりやすいという二重構造が非常に面白い。更に修道院には道の連続ボーナスがあり、それを狙ったり邪魔するのも熱い。
2.センチュリー:スパイスロード(暫定評価:7)
宝石の煌き系のシンプルなルールのゲーム。システム的にはハンドビルドとリソースマネジメントと拡大再生産。
如何に上手くリソースを産んだり変換したりする手順を作るかが面白い。ある程度手順が組み上がると変化が少なくなってくるが、単調かな? と思い始めた頃にちょうどゲームが終わるので気にならなかった。
あと2つシリーズが予定されており、組み合わせて遊べるらしい? のでそちらも楽しみ。
3.ワトソン&ホームズ(暫定評価:8)
論理パズルのような推理ではなく、推理小説のような推理を行う稀有なゲーム。性質上一度しか遊べないが、はっきり言って最高だった。
今回は初プレイながら評判のいい2話から遊んだ。他のシナリオも非常に楽しみなクオリティ。
1話遊ぶのでかなり体力を使うので、1話ずつゆっくり遊んでいきたい。
4.ファラオの恩恵(暫定評価:6)
王への請願のリプレイ性を向上し、テーマを変更したリメイク。
王への請願はイマイチ合わなかったが、これは面白く感じた。
要因は意外なほどテンポよく進んだこと、スカラベトークンの効果によるものじゃないかと。もしかすると、取得条件とタイル効果が分割されており、わかりやすくなっている様に感じたのも含まれるかもしれない。
何度かリプレイして、真価を確かめたい。
5.エルドラド(暫定評価:7)
クニツィア流のデッキビルド。ちょろちょろとルール間違いがあったので評価は暫定。
今回は初プレイということで『黄金色の丘』マップで遊ぶことに。道中必要なコストに偏りがあるのが非常に上手い作りで唸るばかり。圧縮系やドロー系は安定して強力な気がするが、これらばかり買っていると進めないようになっているのもまた絶妙。
洞窟ヴァリアントをまだ試していなかったり、他にもまだまだマップがあったりとリプレイが非常に楽しみなゲーム。軽めでルールも難しくないので定期的に遊んでいきたい。
6.くだものあつめ(評価:7)
マンカラパズルでセットコレクションするゲーム。同人発ながら完成度の高いゲーム。
20分ほどで買い物ゲーと、マンカラパズルを楽しめる。重いゲームに慣れていると展開は地味めだし呆気ないほどの速さで終わるが、このちょっと物足りない感じが20分ゲーとしては個人的にヒット。
雨や市場操作のヴァリアント、拡張のフルーツパフェもあるので組み合わせで色々楽しめるのも良い。上記のヴァリアントや拡張はまだまだ遊び足りないので、今後も遊んでいきたい。
7.キャピタルラックス(暫定評価:7)
ドラフトゲーのおそらく最先端。
首都とホームタウンの価値バランスを制御するゲーム。首都へカードを出せばホームタウンの価値の上限が上がるが、首都は全プレイヤー共通なのでなるべく出したくない。
ただ、首都へプレイするとちょっとした特典として特殊効果を利用できる。このジレンマがとても心地よい。
ドラフトも2枚ずつ選ぶのがジレンマを苦しくなく楽しいものへと和らげている印象で、丁度よい。数値が大きいものばかり取っていると首都やホームタウンの数値調整が難しくなる点も面白い。
今まで積んでしまっていたのが勿体無いくらいに面白かった。
8.デジャヴ(暫定評価:7)
メモリー+かるた。
アイテムがいくつか描かれたカードを1枚ずつめくっていき、同じアイテムが2回出てきたら実際のアイテムタイルをいち早く取るゲーム。
1回目はよく似たアイテムに翻弄されながらもまだマシなのだが、このゲームは3回やるのがミソ。
2回目からは1回目のゲームの記憶が邪魔をして、タイトルの通り既視感(デジャヴ)がお手つきを誘うことに。2回目でこれなので、3回目ともなるともはやパニック!
メモリー系は苦手なのだが、これはパーティー的に楽しめた。誰か一人がカードをめくる役をやって遊んでも面白そう。
9.NOT MY FAULT!(暫定評価:7)
手軽なブラフゲーム。
山札から1枚ずつめくり、現在の全体の進捗を報告するゲーム。もちろん嘘をついていい。進捗が報告より遅れていると思ったら監査を宣言し、実際の進捗を確認。遅れていれば報告者が、進んでいれば監査者がレッドカードを受け取る。レッドカードを2枚受け取ったら敗北。
ここまではよくあるブラフゲームだが、面白いのは報告できる進捗に制限がある点。
5や8など、特定の数値が黒く強調されたマイルストーンカードがこのゲームには存在しており、このマイルストーンで強調された数値以外を宣言した場合、計画通りに仕事が進んでいないということでイエローカードとなる。既にイエローカードを持っている場合、再度計画を乱すわけにはいかないため、黒く強調された数値を進捗として宣言しなければならない。
これにより、実際には進捗がマイルストーンより進んでいても黒いマイルストーンに従った宣言を優先することがある。これが実に面白く、たとえ自分の進捗を水増しして報告しても、他の人が進捗を過少報告していて合計の進捗が報告とピッタリになったり、ときには報告より進むことになる。
この仕組は他のゲームで見たことがなく新鮮で面白かった。手軽なブラフゲームの一つとしてオススメです。
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