1.のびのびTRPG ザ・ホラー
写真は撮り忘れにつきなし。
TRPGですが、そもそも本の形式でなく、コンポーネントもダイスとカードであり、多分にボードゲーム的なのでボードゲームとして紹介させていただければ。
TRPGと題されていますが、シナリオの用意、データの予習やルールブックの確認のいずれも不要なのは異色のゲームではないかと。
ゲームは簡単で、イントロダクションカードを一枚引いてどんなシチュエーションが背景にあるのかを共有、以降はゲームマスターとプレイヤーを交代しながら担当しつつシーンカードに書かれたワンシーンを解決していきます。
シーンの解決方法2種類で、一つはルールに従ったダイスによる解決、もう一つはTRPGによくあるロールプレイで、後者は上手く行けばダイスに頼らず解決できます。また、解決時には必ず闇か光のカードを手に入れ、自分の担当するキャラクターが一層個性的になっていきます。
全員が3回ずつゲームマスターを担当したらクライマックスカードを引き、シーンカードと同様に解決します。
非常にシンプル・手軽・短時間ながらTRPG的な面白さを体験できる稀有なゲームではないかと思います。協力ゲームとしてもゆるい雰囲気で、大喜利的に笑いながら遊べる素敵なゲームです。
2.ロシアンレールロード(評価:9)
研ぎ澄まされたワーカープレイスメント。
どのくらい研がれているかというと、リソースがほぼワーカーしかありません。お金は一応ありますが、これもワーカーの上位互換でしかないので実質ワーカー。
じゃあどこで差が付くのかというと、ワーカーを使って発展させていく路線が3つと技術のパラメータがあり、この4つのパラメータの進め具合が少しづつ差になります。また、決算は毎ラウンド行われるため、なるべく得点に結びつくようパラメータを伸ばしたいですが、毎回そう上手くはいきません。となると、今回のラウンドでどのくらいパラメータを伸ばし、如何に次のラウンドで得点につなげるかという計画性も要求されます。
ワーカープレイスメントの基本ともいえるアクション選択だけだからこそ、シンプルで強烈なジレンマが楽しめるようになっているんじゃないかと。
3.コンコルディア 拡張:サルサ ビザンチウムマップ(暫定評価:10)
重めながらシンプルなルールのコンコルディアに拡張を入れて。
サルサで追加されたのは『塩』というワイルドカード的に使えるリソースと、護民官でカード回収時に特殊タイルを貰える『広場』の2つ。
塩はこれによって織物をどうしても取らなければならない感じがなくなり、比較的カードを取りやすくなった気が。また、専門職カードに付随するミネルヴァのカウントに塩都市を含められるので少しだけミネルヴァで点数を伸ばしやすくなりました。
広場は特殊効果だが比較的内容もシンプル。タイルによっては貰えるお金が多少減っても護民官を早めに使いたくなります。
基本と比較してどちらが面白いのか、と聞かれると難しいですが、どちらも面白いので好みで選んでいいんじゃないかと。
なお、今回はサルサに付属しているビザンチウムマップで遊んだのですが、陸路も海路も移動できる範囲が限定的でルート選択が悩ましいマップでした。
『塩』、『広場』をそれぞれ入れるか、マップをどれにして遊ぶかが既に悩ましいですが、どれでも安定して楽しめそうなところもまたコンコルディアの魅力なのかなとちょっと思ったりします。
写真は撮り忘れにつきなし。
TRPGですが、そもそも本の形式でなく、コンポーネントもダイスとカードであり、多分にボードゲーム的なのでボードゲームとして紹介させていただければ。
TRPGと題されていますが、シナリオの用意、データの予習やルールブックの確認のいずれも不要なのは異色のゲームではないかと。
ゲームは簡単で、イントロダクションカードを一枚引いてどんなシチュエーションが背景にあるのかを共有、以降はゲームマスターとプレイヤーを交代しながら担当しつつシーンカードに書かれたワンシーンを解決していきます。
シーンの解決方法2種類で、一つはルールに従ったダイスによる解決、もう一つはTRPGによくあるロールプレイで、後者は上手く行けばダイスに頼らず解決できます。また、解決時には必ず闇か光のカードを手に入れ、自分の担当するキャラクターが一層個性的になっていきます。
全員が3回ずつゲームマスターを担当したらクライマックスカードを引き、シーンカードと同様に解決します。
非常にシンプル・手軽・短時間ながらTRPG的な面白さを体験できる稀有なゲームではないかと思います。協力ゲームとしてもゆるい雰囲気で、大喜利的に笑いながら遊べる素敵なゲームです。
2.ロシアンレールロード(評価:9)
研ぎ澄まされたワーカープレイスメント。
どのくらい研がれているかというと、リソースがほぼワーカーしかありません。お金は一応ありますが、これもワーカーの上位互換でしかないので実質ワーカー。
じゃあどこで差が付くのかというと、ワーカーを使って発展させていく路線が3つと技術のパラメータがあり、この4つのパラメータの進め具合が少しづつ差になります。また、決算は毎ラウンド行われるため、なるべく得点に結びつくようパラメータを伸ばしたいですが、毎回そう上手くはいきません。となると、今回のラウンドでどのくらいパラメータを伸ばし、如何に次のラウンドで得点につなげるかという計画性も要求されます。
ワーカープレイスメントの基本ともいえるアクション選択だけだからこそ、シンプルで強烈なジレンマが楽しめるようになっているんじゃないかと。
3.コンコルディア 拡張:サルサ ビザンチウムマップ(暫定評価:10)
重めながらシンプルなルールのコンコルディアに拡張を入れて。
サルサで追加されたのは『塩』というワイルドカード的に使えるリソースと、護民官でカード回収時に特殊タイルを貰える『広場』の2つ。
塩はこれによって織物をどうしても取らなければならない感じがなくなり、比較的カードを取りやすくなった気が。また、専門職カードに付随するミネルヴァのカウントに塩都市を含められるので少しだけミネルヴァで点数を伸ばしやすくなりました。
広場は特殊効果だが比較的内容もシンプル。タイルによっては貰えるお金が多少減っても護民官を早めに使いたくなります。
基本と比較してどちらが面白いのか、と聞かれると難しいですが、どちらも面白いので好みで選んでいいんじゃないかと。
なお、今回はサルサに付属しているビザンチウムマップで遊んだのですが、陸路も海路も移動できる範囲が限定的でルート選択が悩ましいマップでした。
『塩』、『広場』をそれぞれ入れるか、マップをどれにして遊ぶかが既に悩ましいですが、どれでも安定して楽しめそうなところもまたコンコルディアの魅力なのかなとちょっと思ったりします。
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